身体が冷えている時は
心も冷えていることが多い。

私がちょっとつらかった時の話

元々性格的には内向的で
愛想が良い方でもなく
学校が厳しかったこともあって
「笑う」ことが悪いことと心に
更に刷り込まれていた。
黙っていると
「機嫌が悪い?」「怒ってる?」
と聞かれる。

いつも自分が悪いから・・・と思うから
口数も少ないし、主張も弱い、おどおどしている。
顔の筋肉を使うことがあまりない。

取り柄と言えば「真面目」

そんな私でも、多くの失敗をしながら
やはり「笑顔は大切」だと思っている。
「笑顔」は人生のテーマ。
笑顔は人を幸せにする!

で、笑顔にまつわる失敗談

ある時期「人を幸せにする」を志にしている
会社でお仕事を頂いた。
お人柄や仕事の内容、志に感銘して
とにかく精一杯、精神誠意お仕事をしてきた。

いつの時期からか代表から
「もっと笑顔で」
「笑顔がない」
果ては
「インターフォンに写った顔が笑顔じゃない」
「何で笑わないの?」
代表もとりつかれたように
私の「笑顔」にこだわり始めた。

毎朝鏡をみて笑顔の練習や
フェイシャルストレッチなどをしてたけど
それでも言われ続ける。
「笑顔がない」

ある日社内セミナーで社長から
スタッフ3人に「足踏み」を指示された。
ある人は突然「ストップ」
なのに私はいつまでも足踏みを続ける

真面目な私は
真面目な顔をして
足踏みをし続けていた。

ストップの正解は「笑顔になったら終わり」

そんな日々を過ごすうちに
段々と代表の顔を見るたびに
「笑わなきゃ」と
引きつった笑い(笑っているつもり)になり

仕事が終わると感情のコントロールができなくなってきた。
2駅分暗い夜道を歩いてから電車に乗る日が続いた。
歩いているうちに涙が出てくる。
駅を目指して歩くというより
「さまよい歩く」という感じ
歩き疲れて電車に乗る。

そしていつしか眠れなくなった。
食事も辛くなった。
笑顔、笑顔と意識すればするほど
感情がコントロールできなくなり
痩せていった。
いい大人が・・・。
私の「今までは何だったのか」
情けなくなってくる。
しばらくして代表から「辞めてほしい」と言われ
お仕事を辞めることになった。
悲しいというより、身体の緊張が溶けた。

他人の目は大切な判断材料だ。
私がいくら「努力した」と言っても
他人にそう見えないなら「笑顔ではない」のだ。

その後、自分を取り戻し寝られるようになってから
「代表の言葉をクリアしていきたい。」
という思いから
デパ地下の食材売り場でバイトをしてみた。
多くの人が通る。
すべてが初対面の中に自分を晒してみる。
「笑顔修行」

フロアマネージャーに
「目が笑っていないよ」と言われる。

(やっぱりここでも・・・)

それからどんな時笑顔になれているか?
色々研究してみると
赤ちゃんが通ったときの顔が
一番リラックスして優しい顔になれる気がした。
顔の筋肉が緩む。

それからは「赤ちゃんをみている自分」を
キープするようにしたら
御客様も寄ってくる様になり
売上も上がった気がする。

笑顔は大切である。
出来たら微笑むような笑顔でいたい。

しかし無理やり作った笑顔では
「笑顔」ではない。
ましてや心が病気になってはいけない。
心が冷えれば身体も冷えていく。

笑顔。
心が「快い」状態か?
問いかけてみて欲しい。
形だけ追いかけても辛くなるだけ。

私にとってはちょっぴり辛い経験だったが
今は「もう少し笑って」と言われると
それをネタにして皆で笑えるほど
笑顔と仲良くしている。